ドバイでエミレーツIDを取得 — 実体験レポート

2025-06-14ブログ

今回のアラブ首長国連邦(UAE)への出張では、ドバイとアブダビを訪れ、暗号資産取引所や投資家と面会し、Global Development Token(GDT)プロジェクトを紹介し、今後の協業について意見交換を行うことが主な目的でした。一方で、UAEで継続的かつ正式にビジネスを行うには、同国の法制度や行政手続きの枠組みの中で活動する必要があることも強く意識していました。そこで今回、多くの駐在員や起業家がいずれ直面するステップである、UAEの居住者向け国民IDカード「エミレーツID」の取得に踏み切りました。

ドバイでエミレーツIDを取得するために必須となるのが、健康診断です。多くの国では身分証明書の取得は事務手続きのみで完結しますが、UAEでは居住プロセスの一環として医療検査が義務付けられています。血液検査と胸部X線検査が行われ、結核、肝炎、HIVなどの感染症の有無を確認します。世界中から労働者、投資家、専門家が集まる国だからこそ、公衆衛生を非常に重視していることがよく分かります。予約から検査、結果取得までの流れは明確で、エミレーツID発行前に健康要件を満たしていることを確認する仕組みが整っています。

今回の健康診断は Smart Salem という施設で受けました。ここは、日本でこれまで経験してきた医療手続きとは対照的な存在でした。日本の健康診断は丁寧で信頼性が高い一方、紙ベースの運用が多く、複数回の来院が必要になることも少なくありません。一方、ドバイの Smart Salem は、完全にデジタル化されたハイテク型のサービスセンターで、スピードと効率、利用者の利便性を徹底的に追求しています。生体認証、デジタル健康記録、そして自動化されたワークフローが統合されており、待ち時間や書類作業は最小限です。到着後はスムーズなチェックインを経て、迅速かつ正確な採血と胸部X線検査が行われ、最新設備の中でスタッフが的確に対応してくれました。入館から終了までにかかった時間は30分未満で、多くの従来型医療システムでは考えにくいスピード感でした。

この健康診断を終えたことで、エミレーツID取得までの最終ステップを完了しました。カードを手にした今、UAEの規制当局に正式に認められた立場で、ビジネスを進めることができます。これは単なる法的要件を満たすという以上に、UAEの先進的な行政と公衆衛生への考え方を実感する貴重な体験でもありました。高度なテクノロジーと厳格な基準を組み合わせることで、居住者にとっての効率性と、社会全体の安全性の両立が図られています。

ドバイやアブダビで本格的に事業を展開しようと考えている方にとって、エミレーツIDの取得は単なる形式ではありません。それは、世界でも屈指のダイナミックな市場で、長期的なパートナーシップを築くための「入口」と言えるものです。Smart Salemでの体験は、その効率性だけでなく、イノベーションと伝統を融合させたUAEならではのビジネス環境を象徴する出来事として、強く印象に残りました。

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